前半、突進する報徳学園・福本耀=花園ラグビー場(撮影・安部光翁) 第102回全国高校ラグビー2回戦(30日、報徳学園47ー3高鍋、花園Ⅰ)報徳学園(兵庫)は高鍋(宮崎)に対し、計7トライで44点差の快勝もFL植浦慎仁主将(3年)は反省の言葉を口にした。
「浮足立ってしまった。やりたいことができなかった」
立ち上がりから高鍋の鋭い出足に苦しめられた。ミスを連発し、自陣に封じ込められると、前半14分にはPGで3点を先制された。
だが、これで吹っ切れたのか、直後の16分に敵陣ゴール前のラックからLOジョーンズ日光(3年)が左中間に飛び込み逆転。その後はFWが力強く前進すれば、自慢のバックスも伸び伸びとピッチを駆け回り、6連続トライを追加し、底力を見せつけた。
高校日本代表候補8人を擁し、「創部70年で最強」の呼び声が高い充実した戦力がそろう今季は春の選抜大会、夏の7人制大会で優勝。今大会は史上4校目の3冠に挑む。
だが植浦主将は「3冠の意識はない。チャレンジャーとして挑む」と強調。次戦(2023年1月1日)は国学院久我山(東京第1)と対戦。この日の反省を糧に全国優勝5度の名門を倒し、悲願の初優勝へ勢いをつける。(月僧正弥)