日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月8日初日、両国国技館)の新番付を発表し、1898年1月の春場所以来、125年ぶりの1横綱1大関となった。2場所連続休場中の横綱照ノ富士が東で、大関貴景勝は東から西に回った。
御嶽海と正代の相次ぐ陥落で貴景勝の1大関となり、東横綱照ノ富士は横綱が大関を兼ねる「横綱大関」と番付に記載された。2020年春場所の鶴竜以来。先場所で12勝3敗の貴景勝が東から西に回った。
江戸時代から小結、関脇、大関は東西で欠くことができないため、大関不在の場合は横綱が番付上で大関を兼ねる。鶴竜の前は1982年初場所の横綱北の湖という珍しさだった。
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