五木(前列中央)が司会を務める来年元日放送のBS朝日「人生、歌がある~お正月5時間スペシャル2023~」 来年元日に放送されるBS朝日の特番「人生、歌がある~お正月5時間スペシャル~2023」(後6・0)には、47組の歌手が出演し約70曲を披露する。収録を終えたばかりの出演者を代表し、五木ひろしの他にも6人が今回、サンケイスポーツの取材に応じた。
新沼謙治代表曲「津軽恋女」を歌う新沼謙治(66)。「この歌のサビには、太宰治の小説『津軽』の冒頭をヒントに7種類の雪が出てくる。僕は波が打ち付ける北国の断崖絶壁を思い浮かべて歌っています。いい歌をいただいたなあと思います」という言葉に実感がこもった。
今年2月に実母が91歳で他界。妻(2011年死去、享年62)の眠る故郷・岩手県のぼだい寺に納骨された。「もっとしっかり生きることが親孝行と思います。来年は長く寄り添ってくれるファン、新たなファンのためにも、ステージを重ねて新しい風を吹かせたい」と誓った。
神野美伽代表曲「男船」を歌う神野美伽(57)は、今年春に腰椎椎間板ヘルニアなどで2回の手術を受けた。「今も通院はしてるけど、体調はすごくいい」と表情は明るく、圧倒的な歌唱力は健在だ。
来年デビュー40周年を迎え、2月28日と3月1日に地元の大阪・新歌舞伎座で記念リサイタルを開く。演歌やジャズ、ラテンなど幅広いジャンルの歌を披露する。
「来年は(往年の名歌手)笠置シヅ子さんを演じた音楽劇(2019年に大阪で上演)を東京で再演したい。来秋から笠置さんをモデルにしたNHKの朝ドラも始まるから、タイムリーですよね」と意欲満々だ。
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