赤穂亮(左)とジョンリール・カシメロ(WOWOW提供=赤穂はアフロ、カシメロはGetty Images) プロボクシングWBO世界スーパーバンタム級7位の赤穂亮(36)=横浜光=が、元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(33)=フィリピン=と闘った同級10回戦(3日、韓国・仁川)は無効試合からカシメロの2回2分25秒KO勝ちに変更されたと21日、興行を主催したトレジャー・ボクシング・プロモーションが発表した。
韓国ボクシングコミッション(KBM)は2回に赤穂がカシメロに後頭部を打たれてダメージを負い、試合続行不可能になったとして無効試合としていた。しかし、精査した結果、赤穂は後頭部を打たれる前にダメージを受けており、試合続行不可能になったのは後頭部へのパンチが原因ではないと判断。試合結果の裁定を変更した。
赤穂は試合後に自身のユーチューブチャンネルでカシメロのパンチで顎を骨折していたことを明かし、「自分の負け。自分の方が圧倒的にダメージをもらっています。KO負けと言われても仕方がなかった」と話していた。プロ戦績は赤穂が44戦39勝(26KO)3敗2分け、カシメロが36戦32勝(22KO)4敗となった。
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