中大の西舘勇陽(左、副将)と中前祐也(右、主将)は、来季お東都リーグ優勝に意欲を見せた(撮影・赤堀宏幸) 東都大学野球1部の中大・西舘勇陽投手(3年、花巻東)と中前祐也内野手(3年、浦和学院)が練習納めの21日、八王子市のグラウンドでプロ志望を明言した。
副将として新チームをリードする立場になった最速155キロ右腕・西舘は、「プロを目指して進学してきた。憧れは、高校(花巻東)の先輩、菊池雄星さん」と明言。身長184センチ、79キロ。クイックで150キロ以上の直球を投げ、秋は5勝1敗、防御率1・76で大学日本代表候補の強化合宿にも参加している。
小、中、高と主将を務め、大学でも主将に就任した中前は、178センチ、84キロで右投げ左打ち。「自分が高校(浦和学院)の主将で甲子園に出られなかったリベンジをしたい」とリーグで優勝し、全日本大学選手権出場に意欲を見せた。
その後、「ここまでサードだったけど、ずっと考えてきて(プロに)近づくため、ショート、セカンドもしてやれるようにしていきたい。理想は、勝負強い先輩の牧さん(秀悟内野手、DeNA)」とプロへの進路を描いていることを明らかにした。
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