「レテ テニスクラブ」に新築された集合住宅「リラドエテ」外観。庭やテニスコートに隣接した居住空間となっている(提供写真) 東京・大田区西馬込でフィットネスクラブやテニスクラブ・スクール運営などを行う株式会社レテは20日、会員制テニスクラブ「レテ テニスクラブ」(東京都大田区西馬込2-26-7、都営地下鉄浅草線「西馬込駅」徒歩5分)を来年1月4日にリニューアルオープンすることを発表。この日、内覧会が行われた。
「レテ テニスクラブ」には全部で5面のコートがあるテニスの4大国際大会の一つである全仏オープンの会場、ブローニュの森の競技場ローラン・ギャロスにインスパイアされたという新施設は「テニス×住居×庭」という、これまでにないコンセプトが特長。1階にはコートを眼前に臨む広々としたクラブハウス、フランスのブランド「テクニファイバー」の商品を扱うラケット&ストリングスショップなどテニス関連のスペースのほか、会員以外も自由に利用できるカフェ「カフェドレテ」がオープン。コーヒー・紅茶に特製のキーマカレー、ホットサンドイッチ、スイーツなどを楽しめる憩いの空間となっている。
「レテ テニスクラブ」の新施設内にオープンするカフェ「カフェ ド レテ」外観(提供写真)「カフェ ド レテ」ではキーマカレーやホットサンドなどが楽しめる(提供写真)さらに、敷地内には受け継がれてきた旧家の庭園を生かした庭、3階建て17部屋の集合住宅「リラドエテ」(賃料17万5000円~)も誕生。建物は設計管理を「オンデザインパートナーズ」が担当し、庭はクリーンデザインに定評のある「SOLSO」が手掛けた。
株式会社レテの河原弥生代表取締役は、広大な土地の有効活用を見据える中で、1965年から地域に根差したテニスクラブとして運営され、周辺の住人らに愛されてきた同地の〝テニス文化〟を継承し、旧家の庭園など心安らぐ環境を維持するべく今回のリニューアルを決断。テニスと生活、緑が一体となった新しいコンセプトの複合施設が実現した。公式サイト(http://lete.jp/)には、会費や会員特典など詳細が掲載されている。
施設内にあるラケット&ストリングスショップ(提供写真)
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