広島・秋山翔吾外野手が野球教室を行い、生まれ育った神奈川・横須賀市の少年野球チームとソフトボールチームを指導した=神奈川県横須賀市の不入斗公園第1野球場(撮影・山口泰弘) 広島・秋山翔吾外野手(34)が17日、神奈川県横須賀市の不入斗公園第1野球場で野球教室を行い、横須賀市内の少年野球とソフトボール18チーム91人を指導した。2013年から行っている『秋山翔吾野球教室』は今年で9回目。新型コロナウイルスの影響で2020年は自粛したが、昨年に再開した。
横須賀市で生まれ育った秋山は、午前9時から約3時間指導した。みずからボールをトスしての守備練習、打撃練習で男女の小学生球児へ積極的にアドバイスを送り「元気があると思いました。横須賀は特別です。これを毎年やれていることはありがたいです」と継続しての開催に手応え。最後は左打席に立ち、マウンドに上がった投手と1打席対決を行った。
今シーズン途中に日本球界に復帰して広島へ入団。西武時代に最多安打4度、ベストナイン4度受賞の強打者は、来季に向けて「監督が変わったからといってやることは変わらないですけど、求められることが変わることはある。チームの方針だったり。ただ野球だけやっていればいいというキャリアでもなくなってきている。必要であればいろいろなことをやっていくことになると思う」と、新たに指揮を執る新井貴浩監督(45)の期待に応える活躍に意欲的な姿勢をみせた。
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