「舞いあがれ!」 格納庫前にて。舞と柏木と話しをする大河内守(吉川晃司)。 (C)NHK 福原遥が空を飛ぶ夢に向かうヒロイン・舞を演じるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜前8・0)の第54回が15日、放送された。舞は最終審査を突破し、5カ月に及ぶ帯広での訓練課程が修了。早くも大河内教官(吉川晃司)のロスが広がった。
※以下、ネタバレあり。
いよいよ最終審査を迎えた舞(福原遥)たち。最終審査は3日間で行われ、初日は教科の質問に口頭で答える口述審査。2日目は実際に飛行してその習熟度を測るエアワークの審査。この2日間で舞たちは、立派に成長した姿を見せる。そして最終日。帯広空港を起点に各空港を巡る野外飛行する野外航法に臨む。大河内教官(吉川晃司)は、舞と柏木学生(目黒蓮)を帯広空港から見守る。
最終審査の野外航法で舞は、将来に自分が旅客機のパイロットになるイメージがわいてくる。審査終了後、大河内に「私は誰かの喜ぶ顔が好きです。それが私の目指すべきものかもしれません。私は私の飛行機に乗ってくれるお客さんに安心して喜んでもらえるパイロットになります」と晴れやかに伝えた舞。大河内は「プロになれば君たちはまた苦しむかもしれない。だが、答えは一つではない。私もそう思いながら日々飛んでいる。岩倉学生、柏木学生、いつか君たちが操縦する旅客機に乗れることを楽しみにしている」と言った。
厳しくも学生思いで、舞のピンチには颯爽と駆け付けることもあった大河内教官。視聴者人気は高く、SNSでは早くもロスの声が。「大河内教官に会えなくなることが辛い…既にロス…」「大河内教官の出番は恐らく今日が最後かなぁ...。教官もっと見たかった」「大河内教官。。。もうこれでお別れなの?」「大河内教官にもう会えないのね…」「もう大河内教官は出ないんだぁぁということで頭がいっぱいです…」などの声が挙がった。
朝ドラ通算107作目となる「舞いあがれ!」は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎の五島列島を舞台に、さまざまな困難に翻弄されながらも空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインを描くオリジナル作品。女優の福原遥が主演し、脚本はNHKドラマ「心の傷を癒すということ」の桑原亮子氏に加え、嶋田うれ葉氏、佃良太氏が共同で担当する。語りは歌手のさだまさしが務める。主題歌はback number「アイラブユー」。
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