サッカー日本代表の森保一監督(54)が12日、フジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)に生出演し、サッカーW杯カタール大会を振り返った。
1次リーグで日本は強豪スペインを2-1と逆転で破り16強入りを果たした。同試合で1-1の後半6分、MF三笘薫(25)がゴールラインを割るかと思われたMF堂安の右クロスへ猛然と滑り込み、左足をいっぱいに伸ばした。この折り返されたボールを、走り込んだMF田中が押し込んだ。ゴールラインを割ったかどうかの確認のためビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で試合は一時中断したが、無事に日本のゴールが認められた。
スペイン戦の後半、ライン上にボールを残して田中碧にアシストする三笘薫=ハリファ国際競技場(撮影・村本聡)森保監督はVAR検証中、どういう気持ちだったのか聞かれると「入ってくれって、VAR認めてくれって思ってましたけど。(三苫)薫が近くにいて、『たぶん(ラインを)出ました』って言ってたんで」と明かすと、スタジオ出演者から「エー」と驚きの声が上がった。続けて「(そういう)感じのことも言ってたんで、でも、どっちともってことだったと思います」と振り返った。さらにゴールが認められたときの気持ちを聞かれると「ラッキー」と答えて笑いを誘った。
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