サッカー日本代表の森保一監督(54)が12日、フジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)に生出演。自身が試合中などにノートに書いている内容について明かした。サッカーW杯カタール大会では森保監督が試合中にノートにメモを取る姿がSNSなどで注目を集めた。
番組内で、日本のサポーターからの「ノートに何を書いている?」という質問に対して森保監督は「ノートには3点書いていて、日ごろの気付き、ミーティングでの共有事項、あとは試合中は試合で何が起こっているのか、何分にシュートがあったとか、何分にディフェンスよかったとかダメだったとか、そういうことを書いて、ハーフタイムに選手に伝えられるようにということで。試合で起きた出来事を書いています」と回答した。
サッカーのW杯カタール大会で、試合中にメモを取る日本代表の森保監督さらに「最後のクロアチア戦前は『日本に不可能はない』という言葉を書いて、君が代を歌って、日本人の喜びに包まれて試合ができるって書きました」と振り返り、実際に「日本に不可能はない」と書かれたノートも披露した。
また続けて出演した同局系「めざまし8」(月~金曜前8・0)でもノートについての質問を受けた。決勝トーナメントで敗れたクロアチア戦後にロッカールームでノートに書き込む姿がVTRで流され、この時に書いた内容について「勇気、勇敢で粘り強く戦い抜いてくれてありがとうって書きました。チームのために出られない選手もいる中でみんなをチームを支えてくれてありがとう」と選手たちへの感謝の気持ちを記したことが明かされた。
さらに「このカタールのワールドカップに向けてはロシアのワールドカップから個の成長が一番だったと。なのでこれからまた次のワールドカップに向けてわれわれが壁を越えていくには選手たちの個の成長が一番大切なので、そこを選手たちには要望するということを書いていますね。個の強さを上げていくのはもちろんだけど、日本の良さであるチームで戦う団結力であったり、つながるということは忘れないでほしいって書きましたね」と話した。