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DeNA・牧秀悟、WBC代表意欲 憧れ鈴木誠也に打撃の神髄「聞きたい」

牧(右)は三共スポーツ株式会社の山口泰明代表取締役社長から目録と花束を受け取った(撮影・浜浦日向)

DeNA・牧秀悟内野手(24)が10日、アドバイザリー契約を結ぶ三共スポーツ株式会社のブランド「シュアプレイ(SUREPLAY)」のイベントに出席。東京・台東区の同社でベストナイン受賞の表彰式とトークセッションが行われた。

8日にカブスの鈴木が来年3月のWBC出場を表明。牧は「メジャーに行かれた選手はなかなか出られないと思っていたので、自分も(代表に)選ばれたらすごくうれしいし、打撃のことを聞きにいきたい」と意欲的に語った。

牧にとって4学年上の鈴木は同じ右の強打者で「勝負強く、一振りで雰囲気をガラッと変えられる選手」と、中大時代から憧れた存在。昨年、連絡先を入手し、打撃や4番打者についての悩みを相談してきた。11月の侍ジャパン強化試合でただ一人、全試合に先発出場するなど代表候補に挙がる牧は「一緒のチームでやれるとは全く思っていなかったので、選ばれたらもちろん、世界一を目指したい」と共闘を願った。

日本代表でのプレーは、支えてもらってきたシュアプレイへの恩返しにもなる。「それを機に使ってくれる人が、日本だけでなく海外でも出てくればうれしい。アピールできるように」と力強く意気込んだ。(浜浦日向)

★〝相棒〟との秘策あり! 牧はトークセッションで昨年に続いて6、7月に調子を落としたことを課題に挙げ「そこを何とかしないといけない。秘策はあります」とニヤリ。中大4年時からバットなどの用具を使用するシュアプレイと二人三脚で課題克服に挑む意向を示した。イベントのもようは公式YouTubeチャンネル「シュアプレイTV」で配信される。

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