既に出場を表明した大谷も早期合流の可能性がある。春季キャンプの集合日は2月13日頃。2月中はアリゾナ州テンピで調整を続け、3月3、4日の中日との強化試合(バンテリンドーム)から合流する案や、エンゼルスが了承すればキャンプ地への集合を免除され、宮崎合宿から加わる計画がある。
2015年11月8日、プレミア12の韓国戦に登板した大谷1次リーグB組で戦う日本は3月9日の中国戦(東京ドーム)が初戦。栗山監督は大谷について「基本的には両方できないかなというのがベース」と投打二刀流での起用方針を明言し「先発の可能性も、抑えの可能性も考えている」として、ダルビッシュ、大谷と合流時期について最終調整していることを明かした。
サッカー日本代表の「魂」を受け継ぐ。カタールW杯の1次リーグでドイツ、スペインから金星を挙げた戦いを振り返り、栗山監督は「命を懸けてやっている感じがあった。人間がそこまで必死にやると人はこんなに感動するし、それはスポーツの持つ力。魂を見せることが大事」と力を込めた。
米国代表の主将をエンゼルスのトラウトが務めるなど、今回は超一流が集う。「ドミニカ共和国、ベネズエラ、アメリカに勝ち切って優勝する重要性。まずは本当に勝ちにいかないといけない」と栗山監督。3大会ぶりの世界一へ、日本代表の「魂」を見せる。
★侍ジャパンの先発投手事情 エンゼルス・大谷とパドレス・ダルビッシュの参戦が決定し、先発陣は招集が有力なオリックス・山本、ロッテ・佐々木朗と合わせ4投手が有力。大谷が救援に回った場合は、11月の強化試合で4回10奪三振と結果を残したDeNA・今永が候補に挙がる。ヤクルト・高橋、巨人・戸郷、中日・高橋宏、オリックス・宮城らは第2先発も含めた起用法も考えられる。1次リーグは4連戦で先発投手は最低4枚必要になる。
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