三遊亭円楽さんの墓そこで紹介された総領弟子の三遊亭楽生(45)らは2日前の11月30日、六代目の月命日に故人が眠る群馬・前橋の釈迦尊寺を一門で初めて訪問。六代目の墓前を清め、手を合わせ、楽生は「切磋琢磨(せっさたくま)している姿を師匠に見てもらえるようにしたい」と、師匠の名前を冠にした落語会を来年、同地で開催することを明かした。三遊亭楽大(41)は「芸人は二度死ぬといわれている。肉体的な死の後には、忘れられてしまうという死。その二度目の死がないよう、われわれが頑張っていく」と墓前を前に誓った。
一門が一丸となって、落語を愛した円楽さんの魂を継承していく姿を見守りたい。(栗原智恵子)
この記事をシェアする