エンゼルス、ペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM) 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)、7日(日本時間8日)】ウインターミーティング最終日。午後2時からルール5ドラフトが行われたが、その前に取材に応じたエンゼルスのペリー・ミナシアンGMは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する大谷翔平選手(28)が、日本が決勝まで勝ち進んだ場合、アリゾナ州テンピで行われるキャンプに姿を見せない可能性などについて触れた。主なやり取りは以下の通り。
——日本代表のキャンプが2月17日に始まる。エンゼルスのキャンプスタートはその数日前。となると、大谷はエンゼルスのキャンプに参加しない可能性もある
「このウインターミーティングが終わったら、話し合うことになる。まだ、時間はある。ただ、キャンプに参加するのが1週間でも、2週間でも、早めに来て1カ月ほど滞在するのか、どんなシナリオになっても、問題はない。今後、彼がやりやすいスケジュールを考えたい」
——WBCの決勝が21日。3月23日まで彼の姿を見ない可能性もある
「変な感じはするけど、彼はシーズンに向けてしっかり準備をしてくれるだろう。そのことに疑いはない。どのくらいチームを離れることになるのか、いつから準備を始めることになるのか…。先ほども言ったが、これから代理人、翔平本人と話し合うことになるが、まったく心配していない。とにかく彼にとってベストな流れを考えるまで。キャンプが始まる日は決まっているが、その前に来て、チームメートと一緒に練習しても構わないわけだから」
——チームから10選手以上、WBCに参加することになりそう
「確かに多くの選手が参加する。正確な人数は日々変わるので分からないが、選手は誇りに感じているだろう。だから、われわれはその思いを尊重する」
——3月にWBCが行われることには賛成
「若干、キャンプがややこしくはなるが、参加には問題ない。もちろん、チームによって考え方には差があるだろう。しかし、個人的には楽しみにしている。また、野球の楽しさを世界に発信するには素晴らしい大会だ」
この記事をシェアする