国内男子ツアーは4日に全27戦の今季日程が終了した。優勝者の平均年齢は史上最も若い28・23歳(記録が残る1985年以降)と若手が台頭したシーズンを、サンケイスポーツのゴルフ担当、阿部慎記者(29)と高橋朝香記者(26)が回顧。今季最も驚かされ、来季以降も注目する選手として、ルーキーながら2勝を挙げた河本力(22)=フリー=を挙げた。
阿部 「今季も全日程が終了。終盤の出張続きでおいしいものを食べて、少し太った気がするよ」
高橋 「阿部先輩のことなんてどうでもいいです…。仕事もしてくださいよ。今年の男子は先輩より年下の選手たちが大活躍だったんですから」
阿部 「自分はまだ29歳で若い、と思っていたけど、年下の選手に話を聞く機会が本当に増えたね。最終戦の日本シリーズなんて初出場が8人。選手の記念撮影を見ていると、本当にメンバーが変わったなって思ったよ。今シーズン、特に気になったプロはいた?」
高橋 「私は、なんといっても河本力選手でした。あのドライバーショットは怪物。インパクト音は、破壊音ですよ」
阿部 「間違いないね。今季のドライビングディスタンスは、日本勢歴代最長の315・74ヤード。最長記録のチャン・キム選手(米国)には0・09ヤード届かなかったけど、彼のゴルフは違うスポーツみたいだった」
高橋 「フジサンケイクラシックの第1日の平均飛距離は339ヤードでした。会場の富士桜CCが標高が高くて、いつもより飛距離が出るとしても、あまりにも化け物ですよ!」
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