SSK社の打ち合わせから引き揚げる西勇。力強く来季を見据えている(撮影・中島信生) 阪神・西勇輝投手(32)が6日、大阪市内のホテルでアドバイザリースタッフ契約を結ぶSSK社と来季アイテムの打ち合わせを行った。終了後に取材に応じ、再び同じユニホームに袖を通す岡田彰布監督(65)に「貢献できるように投げていきたい」と誓った。オリックス時代にも指揮官と若手投手として接した。積み上げてきたものを見せ、恩を返していくつもりだ。
周りが何と言おうと関係ない。西勇はこれからも勝利のために腕を振る。それこそがタテジマでもお世話になる岡田監督への恩返しになると分かっている。
「(来年で)13年目の(先発)ローテーションになるわけですから。監督に貢献できるように投げていって、あとは結果がついてきたらいい」
プロ2年目の2010年に岡田監督がオリックスの指揮官に就任。翌年から先発ローテーションの一角を任されるようになった一方で、将からの厳しい指導や采配も少なくなかった。そんな過去もあって、来季の阪神の監督就任が正式発表されたころから、2人の関係性にはさまざまな憶測が飛び交った。だが、ここで西勇はそんな〝世間の声〟を一蹴してみせた。
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