ヤクルト・内山壮真捕手(20)が7日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉が行い、年俸600万円から増額でサイン。「初めて1年間1軍に帯同させてもらって試合も数多く出させてもらってすごいいい経験ができた」と今季を振り返った。
石川・星稜高から入団2年目の今季は正捕手・中村の86試合に次ぐ74試合に出場し打率・232、4本塁打、19打点。42歳の石川と22歳差の親子バッテリーを組むなど燕の将来を担う成長株でオリックスとの日本シリーズ第2戦では九回に起死回生の同点弾を放つなど勝負強さが光った。
シーズンオフは体づくりと打撃力向上をメインに週に5度の筋力トレーニングを行い、レベルアップを図っている。来年1月は今年に続き、愛媛・松山で山田や中村らとの自主トレに参加する。今回は日本ハム・伏見、ロッテ・松川、阪神・坂本が初参加の予定で「いろんな刺激を受けていきたい」と楽しみにした。
3年目の来季はシーズンの半分となる「スタメン70試合出場」、「打率2割後半」が目標。色紙には「成長」としたため「クライマックスと日本シリーズで捕手としての出場ができなかったので、そういった大事な試合でも捕手を任せてもらえるようにもっともっと成長していきたい。最終目標はキャッチャーとして正捕手をつかむこと」と意気込んだ。
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