俳優、山本耕史(46)が3日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)に生出演。同局の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・0)で自身が演じる三浦義村の襟を触る癖の意味が後から付け加えられたことを明かした。
山本演じる義村は第44回「審判の日」で、嘘をつくときに襟を触る癖があることが明らかになっている。山本はこの義村の癖について「もし元気だったら1話から見返してもらえたら、実はいろんなところで触っているんですよ」と言ったが、この設定は最初から計算されていたものではなかったという。「実を言うと、いい誤算というか。襟を触るのがなんとなくイメージがあって、それをやろうかということになったんですけど、果たしてそういう場面だけで触っているのだろうかというのを実はチェックしたんですよ。そしたら全部そういうところで触っていたの。ちょっと僕、すごくないですか?」と明かした。
「よくよく考えるとここにあんまり興味がないなというときに、ちょっと心ここにあらずのときに僕がなんとなく芝居に取り込んでいたんですよね。それが結構、合致していたという」と当初は自身のアドリブだったと話し、「みんなで相談して作り上げたので、集大成というか。ちょっと自分で(役の)癖を付けとくと、ある日これ使えるじゃん!という瞬間が来たりするので。そういうのがうまくいったポイントだなと思いますね」と振り返っていた。
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