仮契約を済ませ、阪神・前田スカウト(左)と記念撮影をする育成ドラフト1位・野口恭佑外野手 阪神から育成ドラフト1位で指名された野口恭佑外野手(22)=九産大=が7日、福岡・博多市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金200万円、年俸300万円で仮契約した。(金額は推定)
「仮契約が終わってようやくスタートラインに立てた。これからみなさんに応援されるような選手になっていけるように、まずは支配下を第一目標にして頑張ろうと、気が引き締まった感じです」
長打力を武器にする右のスラッガーで自身も「ミートしながらでも長打を打てるのが持ち味」と話す。九産大の先輩・岩田や創成館高時代の同級生・川原が秋季キャンプで汗を流す姿も動画を通して確認し、新たに飛び込む環境の雰囲気を積極的に感じている。
担当する前田忠節スカウト(45)は「本人の口からも必ず『はい上がる』という言葉を何度も聞いていますし、強い気持ちを持った選手」と評価。まずは支配下契約を勝ち取り、2、3年後には1軍の舞台で活躍する姿を思い描いた。
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