エンゼルス、ペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM) 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)5日(日本時間6日)】ウインターミーティングが開幕。早速、トレイ・ターナーがフィリーズと、ジャスティン・バーランダーがメッツと契約するなど大型移籍が決まった。エンゼルスはリリーフ投手のカルロス・エステベスと契約したことを発表したが、夕方に行われた会見でペリー・ミナシアンGMは、大谷翔平選手(28)がワールドベースボールクラシックに出場を決めたことに触れ、「何も心配していない。制限はない」などと話した。主なやり取りは以下の通り。
——大谷翔平と連絡は取り合っているのか
「毎日のように、誰を獲得するのかって、聞かれてるよ」
——本当に
「色んな話をしているが、(補強のことを)気にしている。マイク・トラウトもそんなタイプだ。選手と話をして、彼らの意見を聞くのも大切だ」
——大谷がWBC出場を決断した。起用法については
「どうなるかは、これから話をする予定だ。少なくとも彼が決断したことは、素晴らしい。GMの中には不安を覚える人がいるのも分かるが、(エンゼルスから)多くの選手が出場することを誇りに思う。見るのを楽しみにしている」
——一度、こちらに来てから、また日本に戻る
「それも話をすることになる。心配な選手がいるとしても、彼は最後だ。彼のことを信頼している。彼がどこにいようが、何をしようが、まったく心配していない」
——大谷は帰国時に「クローザーでも出来る」という話をしていた
「彼にすべてを任せている。彼がショートをやりたいといえば、それでもいいじゃないか。自由にやってもらって構わない。クローザーをやりたければ、彼はそうするだけの信頼を勝ち取った。センターを守ってもいい。彼は、自分のすべきことをわかっている。何の制限もない。彼は、それだけの権利を勝ち得たから」
——監督兼任でも
「監督とGMも兼ねたっていいじゃないか(笑)」
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