PK戦の末、クロアチアに敗れ崩れ落ちる南野(10)を支える長友(左から2人目)と伊藤(右)=アルワクラ(共同) サッカー・ワールドカップ(W杯)第16日(5日、アルワクラほか)決勝トーナメント1回戦が行われ、後半42分からピッチに立った南野はPK戦で1番手を務めたが、右下を狙ったキックはコースが甘く、相手GKに難なく阻まれた。かつて「チャンスがあるんだったらいつもPKは蹴りたいと思うタイプ」と話していたアタッカー。敗退が決まるとピッチに突っ伏し、背中を震わせた。
前回大会後に代表に定着し、強豪リバプール(イングランド)などで経験を積んできた。だが背番号10を背負った自身初のW杯は全て途中からの3試合出場にとどまり、悲願のかかったPK戦でも不本意な結果に。失意を隠せず、報道陣の呼びかけに応えることなく会場を後にした。(共同)
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