クロアチア戦の前半、攻め込む鎌田大地(撮影・蔵賢斗) サッカー・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦(5日、日本1ー1クロアチア=PK戦1―3、アルワクラ)日本は初のW杯8強入りを逃した。MF鎌田大地(26)=フランクフルト=は今大会の全4試合に先発出場。チームの中心として奮闘したが目標は達成できず、さらなる成長を誓った。
またも16強の壁に阻まれた日本代表。その中心に立ってプレーしたMF鎌田は、淡々とした語り口の中に敗戦への無念さをにじませた。
「言葉で表すのが難しい。すごく悲しいし、なんていう表現が正しいのかわからない」
3―4―2―1の2列目で先発し、この試合最大の見せ場は前半41分。ペナルティーエリア内でパスを受けて切り返し、DFをかわして右足シュートを放ったが、ボールは枠の上を通過した。全4試合で先発し、1次リーグ合計でチームトップの走行距離などで日本を支えたが、ゴール前では結果を残せなかった。
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