前半 マークを受けながらパスを出す日本・堂安律=アルジャヌーブ競技場(撮影・蔵賢斗) 堂安律(24)が生まれ育った兵庫県尼崎市では、地元の「杭瀬一番街商店街」に巨大な応援横断幕が掲げられた。堂安の同級生らと共にクロアチア戦を応援した商店街の和田周治理事長(67)は「結果は残念だったが、世界の堂安になっていると感じた。尼崎も盛り上げてもらって感謝している」と熱く語った。
堂安が卒業した尼崎市立小田南中(現小田中)で当時、生徒指導担当の教諭を務めた佐久間直紀さん(47)は「決勝という高い目標を掲げ、それを口に出すことで自分を追い込んでいたので悔しいだろう」と思いやった。「まだ24歳で次はチームの中核を担うようになると思う。次のステップに向けてもう一回り大きくなってほしい」とさらなる躍進を願った。
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