日本―クロアチア 後半、競り合う酒井(右)=アルワクラ(共同) サッカー・ワールドカップ(W杯)第16日(5日、アルワクラほか)決勝トーナメント1回戦が行われ、酒井は後半30分から右ウイングバックで出場し、左脚を痛めた1次リーグのドイツ戦以来の復帰となったが、勝利に導けなかった。柏時代の同期で10月に死去した工藤壮人さんのユニホームを大会に持参していたといい「彼と一緒にベスト8にいきたかった気持ちもある」と残念がった。
2012年から9年間、海外でプレーした。現在32歳で、次回大会出場については「現実的に難しい」と笑いつつ「自分から(代表)引退と言うべきではない。出来が良かったら呼んでもらえる」と前向きに語る。「ずっと浦和にいるかもしれないし、やれる限りは上を目指したい。ここで落ち着きたいと全く考えていない」と再度の海外挑戦も示唆した。(共同)
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