日本ゴルフツアー機構(JGTO)は5日、東京都内で男子ツアーの表彰式を開き、今季4勝を挙げた27歳の比嘉一貴が最優秀選手、賞金ランキング、平均ストローク、パーセーブ率のタイトルを獲得し、ゴルフ記者賞も受賞した。いずれも初めて。
26歳の星野陸也は各部門の順位をポイント換算して総合力を測るトータルポイント、平均バーディー数、サンドセーブ率の3部門でタイトルを獲得。平均ストロークは比嘉よりも少ない69・975だったが、棄権した試合があるため受賞対象にならなかった。
東北福祉大の学生で、9月に史上6人目のアマチュア優勝を果たし、10月の日本オープン選手権も制した21歳の蟬川泰果が特別賞に選ばれた。
24歳の桂川有人は最優秀新人に輝き、パーオン率で1位。フェアウエーキープ率は稲森佑貴が7季連続で、ティーショットの平均飛距離は河本力が315・74ヤードでトップだった。
◆蟬川泰果の話 「(特別賞は)本当にうれしい。毎日課題が浮かんできて、学びでいっぱい。レベル的にはまだ発展途上。飛距離も伸ばしたい」
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