小栗旬が伊豆の弱小豪族から鎌倉幕府二代執権に上り詰めた北条義時の生涯を演じるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・0)。11日に放送される第47回のあらすじを紹介する。
大河ドラマ通算61作目となる「鎌倉殿の13人」は、「新選組!」「真田丸」に続いて大河3作目となる三谷幸喜氏が脚本を手掛ける。タイトルの「鎌倉殿」は「源頼朝」、「13人」は「源頼朝の死後、合議制で政治を動かした家臣の人数」を意味する。俳優、小栗旬が大河初主演し、義時は裏切りや権謀術数の渦巻く中、やがては最高の実権を握るダーティーヒーローとして描かれる。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士としての頂点に上り詰めたのか。語りは女優の長澤まさみが担当する。
★「鎌倉殿の13人」第47回「ある朝敵、ある演説」あらすじ
幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京。朝廷の象徴である内裏が焼け落ちると、後鳥羽上皇(尾上松也)は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。しかし、北条義時(小栗旬)は政子(小池栄子)と大江広元(栗原英雄)の支持を得て、要求を先送りにすることを決断。
泰時(坂口健太郎)をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する中、三浦義村(山本耕史)は京で大番役を務める弟・胤義(岸田タツヤ)に…
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