スペイン代表MFガビ、日本戦の敗北に…「最初は受け入れるのが難しかった」「今になってポゼッションを捨てる必要ない。これで優勝を狙う」 スペイン代表MFガビが、日本戦の敗北から前を向く必要を説いている。
ワールドカップ・グループE最終節日本戦を1-2で落として、2位で決勝トーナメントに進出したスペイン。全試合の勝利と首位通過を公言していた同チームにとっては、小さくない打撃だったようだ。
スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたチーム最年少、18の歳ガビはあの敗戦を次のように振り返っている。
「最初、受け入れるのは簡単じゃなかった。僕たちは勝って、首位でグループを突破して、良い感覚を持ち続けていたかった。ただ監督は、日本戦が一番難しい試合で、他の意見は気にするなと僕たちに警告していたんだ。本当にその通りになってしまった」
「敗戦から数時間が経って、僕たちは違う角度から物事を見始めた。僕たちがベスト16入りを果たした一方で、本当に素晴らしいチームたちがグループステージで敗退していった。だから僕たちが重圧を受けながら戦うことは、栄誉なことだと考えなくてはいけないんだ」
圧倒的なポゼッション率を記録しながらも、日本の堅守を前に逆転はおろか同点にも追いつけなかったスペイン。ポゼッションスタイルのフットボールを疑問視する声もあるが、ガビは自分たちのスタイルを貫くべきだと強調した。
「日本との試合は未来への教訓とすべきだ。自分たちがすべきことは分かっているし、ワールドカップ優勝という目標からフォーカスをずらす必要はない。僕たちはこの数年間行ってきたことは貫き通すべきだ。今になって信じているものを捨てるなんて、間違いを犯すことになるんだよ」
「僕たちはミスしたことから学びながらも、かつてない確信を持ってワールドカップ優勝を目指すべきだ。命を賭して各試合に向かっていく。そこに交渉の余地なんてないんだよ」(Goal.com)
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