アメリカンフットボールの全日本大学選手権第5日は4日、福岡市の博多の森陸上競技場などで準決勝が行われ、関学大(関西)と早大(関東)がともに快勝して、決勝の第77回甲子園ボウル(18日)出場を決めた。関学大は第1クオーターにRB池田のTDランで先制。その後も得点を重ね、西南学院大(九州)に49―9で大勝した。
関学大は大差をつけて甲子園ボウル出場を決めたが、選手たちに笑顔はなかった。攻撃で平凡なミスが散見。大村監督は「非常にふがいない。マイナス20点くらいの内容。いいところがなかった」と厳しい表情で話した。
先発したQB鎌田は第2クオーターに、自身のランでTD。攻撃の起点として一定の役割を果たした。ただ、短い距離のパス失敗も目立ち「納得はいっていない。甲子園までに自分を見つめ直して、課題を修正したい」と危機感を募らせた。(博多の森)
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