日本代表の新たな歴史を作れるか?川島永嗣「若い選手にとってはチャンス」 日本代表GK川島永嗣がチームの雰囲気について「自信がある」と話した。
カタール・ワールドカップでは、ドイツ、スペイン、コスタリカと同居したグループステージを首位で通過した日本代表。川島は「厳しいグループを突破してきてかなり自分たちの中に大きい自信があると思いますし、自分たちがやることははっきり、ゲームの中でやれば良い結果に繋げられるんじゃないかっていうところは今あると思います」と語り、こう続けた。
「とにかく次の試合に関してはもう負けは許されないですし、勝つことでしか次に進めない。もちろん今まで見たことない景色を見るっていうこともありますが、目の前の試合に勝つことだけにフォーカスしていればいいんじゃないかなと思います」
川島としては3度目のW杯決勝トーナメント進出を経験。南アフリカ、ロシアのチームとは「違うので、雰囲気も違う」とコメント。今回のチームを象徴する選手について問われると、こう回答した。
「点を取ってるっていう意味で言えば、(堂安)律とか(浅野)拓磨も(田中)碧もそうですし、そういう選手がいると思うんですけど。誰が逆にそういうふうになってもおかしくないチームじゃないのかなっていうのはあります。チームを意味まとめるのは(吉田)麻也だし。誰か1人を挙げるっていうのは難しいですね」
前回大会ではあと一歩のところでベルギーに敗れた日本。身をもって知る川島は「あの時を知る選手にとっては塗り替えるチャンス」と話しつつ、「でも」と続けた。
「若い選手からしてみれば、逆に今までのサッカーが成し遂げてなかったことを、新しい歴史を刻むチャンスですし、そういった意味で気持ちっていうのは違うと思う。経験していない選手は経験していない選手で、とにかく新しい歴史をまた刻むためっていうそういう思いでいいんじゃないかな」(Goal.com)
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