スペイン戦に勝利し、記念写真におさまる堂安律=ハリファ国際競技場(撮影・蔵賢斗) ドイツ誌『キッカー』は日本代表MF堂安律をカタール・ワールドカップ(W杯)グループステージ最終戦のベストイレブンに選出した。
1日に行われたグループE最終節では日本はスペインと対戦。前半に先制ゴール奪われるもハーフタイムから途中出場の堂安が48分に放ったミドルが相手GKに弾かれながらもネットに吸い込まれて追いつく。さらに同選手はその3分後にクロスを送り込み、MF田中碧による逆転ゴールを演出し、2-1の大金星に大きく貢献した。
『キッカー』は堂安のそんなパフォーマンスを両チーム単独最高の「2」と称賛した上でこの試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出。「リツ・ドウアンに伴い転機が訪れた。フライブルクの選手は素早い反応を見せ1-1をマークすると、ボール奪取で、決勝点にも決定的な形で関与した」との寸評を伝えた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
堂安はさらに同誌が選ぶ第3節ベストイレブン入りも果たすことに。初戦のドイツ戦で決勝ゴールを挙げたFW浅野拓磨に続き、日本代表チームからの今大会2度目の選出となっている。
一方、同誌はグループステージのベストイレブンも発表。グループEからはスペインのDFジョルディ・アルバ、MFガビと2人だけが選ばれている。なおW杯2大会連続グループステージ敗退のドイツ代表だが、大会を通じてメンバーがベストイレブンに名を連ねることはなかった。(Goal.com)
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