【第10回記念淀川寛平マラソン】ステージで熱唱するファンキー加藤 =淀川河川公園(撮影・甘利慈)
ギャラリーページで見る男性ユニット、FUNKY MONKEY BΛBY’Sのファンキー加藤(43)が4日、「フジパンPresents第10回記念淀川寛平マラソン」に3大会ぶりに参戦した。男子10キロの部に出場し、タレント3位で完走し、ライブでは作詞作曲した大会テーマソング「前へ ~My way~」を含む3曲を熱唱。参加者と大合唱し、2日間に渡るイベントの最後を盛り上げた。
ソウルフルな歌声に導かれるように、芸人と観客約1000人が一体となった。天に手をかざしながら全員で大合唱。ステージで熱唱したファンキー加藤が、寛平マラソンのフィナーレを彩った。
「この淀川の河川敷でみなさんに会える瞬間を心から楽しみにしていました!」
2019年大会以来、自身3大会ぶり3度目の参戦となった今回は、人の温かさを直に感じる一日だった。男子10キロに出場した加藤は一歩一歩噛み締めるように歩を進め、57分ジャストで笑顔のフィニッシュ。沿道で応援してくれる人、一緒に走りながら声をかけてくれる人。人と触れ合えることが何よりうれしかった。
「きょうはたくさんの方が来てくれて、一緒に走ったり、沿道で応援してくれたり。あの日(コロナ禍以前)の景色を少しだけ取り戻せた気がして幸せな一日でした」
完走後に行われたライブは「MUSIC MAGIC」で幕を開けると、ファンモンの名曲「あとひとつ」でボルテージは最高潮に。ラストは自身が作詞作曲した大会のテーマソング「前へ~My way~」で締めくくった。芸人たちもステージに上がり、疾走感あふれる曲調に合わせてファンも手を挙げながらジャンプ。大盛り上がりでエンディングを迎えた。
イベント後の会見ではミサイルマン西代から「(サバンナの)八木さんが(歌声に)涙してました。『感動してる!』って言いながら」と明かすと、加藤もニッコリ。ホストを務める寛平も「ファンキー君がやってくれてから音楽もいいなって(思った)」とホクホク顔だった。来場制限もなく、できるだけ多くの人に会場に来てもらえる形で再び動き出した寛平マラソン。ファンキー加藤は人に元気を与えるため、これからも〝前へ〟進み続ける。
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