【第10回記念淀川寛平マラソン】ハーフマラソン、スターターを務めランナーに声援を送る間寛平とたむらけんじ=淀川河川公園(撮影・宮沢宗士郎)
ギャラリーページで見るタレント、間寛平(73)がホストを務めるマラソン大会「フジパンPresents第10回記念淀川寛平マラソン」が4日、大阪・淀川河川公園で開催された。2日目のこの日は「ハーフマラソン」「10キロ」「駅伝」が実施され、2万人が来場し、2日間で計3万2000人が訪れた。人気芸人が大集合し、大会テーマソング「前へ~My way~」を手掛けたファンキー加藤(43)のミニライブも開催され、大盛況で幕を閉じた。
2日間、駆け回った疲れが心地いい。コロナ禍のうっぷん晴らしたランナーの笑顔に寛平は100点満点を付けた。
「天気に恵まれて、大成功やったね。それと芸人やファンキー加藤くん、みんなに盛り上げていただきました。番頭のたむけんも、小番頭の(ミサイルマン)西代も。本当にみんなに助けていただいて大成功!」
数日前まで雨予報だった天気も途中の小雨程度で何とか持った。前日、小学生と一緒に3キロ走った寛平は大会ホストとしてPRブースやステージ、そして応援に大忙し。声をからして、参加者の背中を押し続けた。
2013年に東日本大震災のチャリティー目的でスタートしたマラソン大会も、グルメや音楽、もちろんお笑いとマンモスイベントに発展。「加藤くんがテーマソングを作ってくれて、良かった。マラソンに音楽はいいなと。大会を盛り上げてくれた」とこの日も疾走感のある大会テーマソング「前へ~My way~」が会場ではガンガン流れ、参加者のバイブスをブチ上げた。
10回目の節目を迎えたが、来年からは〝番頭〟として寛平を支え続けたたむらけんじ(49)が来年5月に芸能界を引退し、米国移住するため、今回がラスト。後任候補として挙がった西代は「僕では無理なんで、たむらさんがリモートで参加」と言えば、白羽の矢が立ったファンキーも「いやいや! それは絶対ダメ」と謙そん。当のたむけんは「優秀なスタッフがいてるので大丈夫です」と後継者は未定でも問題なしのよう。寛平は「またちょっと変わったことをやっていきたい。今回、手をつないで走った『ペア5キロ』も良かったよね。続けていきたい」とさらなる進化に意欲を見せた。
最後は曇ってきた寒空の下、「みなさん、風邪をひかないように。来年もよろしくお願いします。最高でした!」と参加者あっての催しに何度も感謝。2日間、はしゃぎ続けた祭りを締めた。(渡辺洋次)
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