カタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦の日本代表vsクロアチア代表戦について、データサイト『Opta』が勝敗の確率を算出している。
カタール・ワールドカップでグループEに所属した日本代表。大会屈指の厳しいグループに入ったものの、ドイツ代表、スペイン代表とワールドカップ優勝経験国相手にそれぞれ2-1と逆転勝利を収め、首位で決勝トーナメント進出を決めている。
そしてラウンド16で対戦するのは、グループFを2位で通過したクロアチア。前回大会MVPのルカ・モドリッチをはじめ、マテオ・コヴァチッチ、マルセロ・ブロゾヴィッチ、イヴァン・ペリシッチら準優勝を支えた選手たちが未だトップレベルでプレーする強豪国だ。
この一戦について、元イングランド代表クリス・サットン氏は「90分間は1-1で終了。延長戦で日本が2-1と勝利」と予想するなど様々な意見が飛んでおり、注目度は高まっている。そして『Opta』は、過去の対戦データや今大会の記録など独自のデータから勝敗の確率を算出した。
同メディアはまず、「日本とクロアチアがW杯で対戦するのは3回目。1998年は0-1、2006年はスコアレスドローと、日本は過去2試合で無得点&未勝利に終わっている」と過去の対戦成績について指摘。その上で、日本がベスト8へ進出する確率を「26%」とし、クロアチアは「46.1%」と算出した。しかし「この試合が延長戦へ突入しても驚きではない」とも指摘。引き分けの確率は「27.9%」と分析している。
また、この試合の注目選手もピックアップ。日本からは堂安律を挙げた。これまで3本のシュートで2ゴール、ゴール期待値は「0.4」だったことを指摘しつつ、日本の交代策を評価している。
「日本の4ゴールの内、3ゴールが交代選手によるものだ。堂安はそのうち2つをサムライブルーにもたらしている。これまでの大会で、交代出場から3ゴール以上奪っているのはたった3人。アンドレ・シュールレ(2014年:3ゴール)、ロジェ・ミラ(1990年:4ゴール)、キッシュ・ラースロー(1982年:3ゴール)だけである」
運命の大一番は日本時間6日、0時にキックオフを迎える。(Goal.com)
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