【第10回記念淀川寛平マラソン】「ウォーク12キロ」ゴールする女と男・ワダちゃん =淀川河川公園(撮影・甘利慈)
ギャラリーページで見る淀川寛平マラソン名物の寛平ウォーク(大阪市旭区・太子橋今市-枚方市・淀川スタジアム、約12キロ)が3日、3大会ぶりに開催され、タレントの石田靖(56)、女と男の市川(42)とワダちゃん(40)、福本愛菜(29)、サバンナ八木真澄(48)が参加した。ワダちゃんは3人家族とゆったりウォーク。道中、中3女子の人生相談に乗った。
雲一つない晴天の下、約400人がゴールを目指して淀川沿いを歩いた。最後尾を歩いたワダちゃんは、スローペースで歩く仲がよさそうな3人家族と打ち解けていった。芸人好きという中3女子の小林夢佳さん(15)と話しているうちに人生相談になった。
「自分も中3のころがあったから、悩むこともいいことよ。しんどいときは無理しなくていいよ。きょう12キロを歩き遂げたら、素晴らしいじゃない?」
サンスポ愛読者の父・修さん(56)がこのイベントを発見。京都府宇治市から夫婦と娘で参加した。年明けには高校受験が控え、落ち着かない日々を過ごしている。夢佳さんがワダちゃんに悩みを打ち明けると、まるでお姉さんのように受け止めた。
「好きなことをいろいろやってみて、自分にこれが合うなというものを伸ばしていったらいいんじゃないの?」
ワダちゃんと一緒にゴールした夢佳さんは「芸人さんが大好きなのでとても楽しかったです。ワダちゃんのファンになりました」とプライスレスな思い出に笑顔満開。修さんは「人生相談に乗ってもらいました。感謝です」と最敬礼だった。
ワダちゃんは「これからしんどいこともあると思うけど、楽しい思い出が心の中にあれば、大丈夫だと思います。とてもいい家族でしたね」と貴重な経験にこちらも感謝。夢佳さんに負けないぐらいの笑顔を見せていた。
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