サッカー・日本代表合宿(2日、カタール・ドーハ)1日に行われたスペイン戦に勝って一夜明けたこの日、チームの全体練習はオフになり、森保一監督(54)が練習会場で取材に応じた。
W杯優勝経験国を相手に後半からスイッチを入れ、臆することなく前がかりに攻め込んだ。「辛抱強く戦ってくれた。選手をたたえたい」と笑顔で試合を振り返った。
決勝トーナメント1回戦はクロアチアが相手。印象については「柔軟で粘り強い。組織力も持っている。(準優勝した)ロシア大会でもいいチームだと思った」と話し、「われわれもそこは見習うところがある」と、敬意を込めた。その上で、「どれだけのことができるか。勝つ確率を1%でも2%でも上げていきたい」と力を込めた。
この日の練習はオフ。選手の表情については「食事会場でいっしょになるが、みんな落ち着いていた」と、スペイン戦勝利に浮かれた感じはないことを強調した。
1次リーグは2勝1敗の勝ち点6で首位通過を果たした。目標とするベスト8への舞台は整った。残りの調整期間は2日。どこまでクロアチア対策を突き詰められるのかが勝負になる。
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