ジャッジのピンストライプは来年も見られるか(USATODAY) MVP争いが決着しても注目度は変わらない。米大リーグはストーブリーグに突入。フリーエージェント(FA)市場の目玉になっているのが、ア・リーグMVPを初受賞したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)だ。
「どれだけ速く進むか、遅くなるか分からないが、交渉した球団があるのは確か。勝てるチームを一緒に作れるとわかれば、(決断が)早いかもしれない」。ジャッジは先月、エンゼルス・大谷翔平選手(28)を抑えてMVPに輝いた直後の会見でFAになった心境を語った。
開幕前の契約延長交渉では7年総額2億1350万ドル(約300億円)をオファーされたが決裂。不振に終われば評価が下がる可能性もあった今季は、62本塁打を放ち61年ぶりにア・リーグ最多本塁打記録を更新した。131打点で2冠となり、打率・311もリーグ2位。「準三冠王」ともいえる見事な成績を残した。
依然としてヤンキース残留が有力視されているものの、米メディアによればすでに複数の球団が交渉しているようだ。生まれてから大学時代までを過ごしたカリフォルニア州内にあるドジャースとジャイアンツに、ヤ軍と同じニューヨークを本拠地にするメッツ。いずれも補強資金が潤沢なので、移籍の可能性は否定できない。
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