試合に勝利し、記念写真におさまる堂安律=ハリファ国際競技場(撮影・蔵賢斗) サッカー・ワールドカップ(W杯)第12日(1日、ドーハほか)最終戦が行われ、E組で日本はスペインに2―1で逆転勝利。勝ち点6の同組首位で、2大会連続の16強入りを果たした。0-1の後半3分に、MF堂安律(24)=フライブルク=が鮮やかなミドルシュートで、初戦のドイツ戦に続く同点ゴール。
★生まれ 1998(平成10)年6月16日生まれ、24歳。兵庫・尼崎市出身。
★経歴 5歳のときにクーバーコーチング尼崎校でサッカーを始める。浦風SC、西宮SSを経て中学からG大阪の下部組織に入り、2016年にトップチームに昇格。17年6月にフローニンゲン(オランダ)へ移籍し、PSV(オランダ)、ビーレフェルト(ドイツ)を経て今夏にフライブルク(ドイツ)に加入。
★ビッグマウス 強気な発言が魅力でドイツ戦でのゴール後は「俺が決める、俺しかいないと思っていた」。さらに「ベスト8じゃなく、優勝を本気で狙っている」「(ドイツ戦が)奇跡じゃなく、必然だったと思わせたい」など。
★兄弟 3兄弟の三男。8学年上の兄・麿(まろ)さんと3学年上の兄・憂(ゆう)さんの影響でサッカーを始めた。今年4月、憂さんとともにサッカースクール「NEXT10 Football Lab」を地元尼崎に立ち上げた。
★実は… 阪神のお膝元である尼崎市出身だが、プロ野球は巨人ファン。
★利き足 左
★サイズ 172センチ、70キロ。
★成績 ドイツ1部で今季15試合2得点。日本代表32試合5得点。
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