「舞いあがれ!」 体育館にて。舞と話しをする柏木弘明(目黒蓮)。 (C)NHK 福原遥が空を飛ぶ夢に向かうヒロイン・舞を演じるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜前8・0)の第45回が2日、放送され、次週予告ではサブタイトルが「別れと初恋」であることが明かされた。
※以下、ネタバレあり。
柏木学生(目黒蓮)と水島学生(佐野弘樹)がつかみ合いのけんかになった翌日、飛行訓練は悪天候のため中止になる。舞(福原遥)は大河内教官(吉川晃司)に、なぜ柏木学生が操縦訓練で迷子になるのか尋ねる。すると大河内教官はその問いに厳しい見解を示す。一方柏木学生は一人で地図に多くの書き込みをしながら翌日のフライトの予習をする。そんな柏木学生を、矢野学生(山崎紘菜)はプレッシャーを感じているのだろうとおもんばかる。
ロストポジションという壁にぶち当たり、それを一人で乗り越えようとする柏木。舞は「一緒に地図確認の練習しませんか」と誘う。機長は1人なのだから1人で解決すべき問題だという柏木に、舞はまだ訓練している最中なのだから失敗してもいいし弱いところも見せていいと思うと伝える。「私らチームになったんやないんですか?」という舞に説得され、柏木が体育館に行くと、つかみ合いのケンカになった水島(佐野弘樹)らが待ってくれていた。そこでロストポジションをしたという想定のもと、現在位置を再確認できるよう練習を積む。おかげで柏木は徐々に自分を取り戻しつつあった。
中間審査を直前に控え、舞は柏木と体育館でイメージトレーニングを続けていた。柏木は壊してしまった舞の手作りの操縦かんを修理して返す。そして「岩倉。岩倉なら大丈夫だ」という柏木。舞も「柏木さんも絶対大丈夫です」というが、すぐに「私に言われても説得力ないやろうけど」と下を向く。だが、柏木は「いや、そんなことはない。岩倉の言葉には、その…強さがある」と言う。そして「俺、お前のこと…」と何かを伝えようとする…という展開だった。
自分の弱さと向き合い、チームとして励まし合う中で徐々に舞にひかれていった柏木。これは…告白なのか!?そして次週予告で第10週のサブタイトルが「別れと初恋」であることが明らかになり、久留美(山下美月)が「舞が初恋かぁ」と言っている場面も放送された。果たして舞と柏木の仲はどうなるのだろうか。視聴者からはこうした展開にSNSなどで「え、告白?! きゃーーーー」「柏木にキュンキュンドキドキ」「舞ちゃん初恋?」などの声が挙がった。
朝ドラ通算107作目となる「舞いあがれ!」は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎の五島列島を舞台に、さまざまな困難に翻弄されながらも空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインを描くオリジナル作品。女優の福原遥が主演し、脚本はNHKドラマ「心の傷を癒すということ」の桑原亮子氏に加え、嶋田うれ葉氏、佃良太氏が共同で担当する。語りは歌手のさだまさしが務める。主題歌はback number「アイラブユー」。
この記事をシェアする