ヤクルト・原樹理投手(29)が2日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉を行い、1200万円増の年俸3800万円で更改した。
東洋大からドラフト1位で入団した右腕は7年目の今季、22試合に登板してキャリアハイの8勝(7敗)を挙げて防御率4・85。「なにもいうことなくサインしました。キャリアハイはよかった。(球団から)もっと期待しているといわれました」と話した。
色紙にしたためた文字は〝ホームラン〟で「投げることを頑張るのは当たり前。目標というか、打てたらいいなと。小川さんみたいにホームラン打って勝ちたいです」と乗り気だ。小川泰弘投手(32)が6月3日の西武戦(神宮)でソロ本塁打を放ち、8回3安打無失点に抑えて1-0で勝利。原は高校、大学、プロを通じて本塁打ゼロだが、小川の〝二刀流〟に誘発された。
来季に向けて「すべての精度を上げたいです。体重も増やして。全体的にレベルアップできるように」と語り、リーグ3連覇に貢献する好投を目指す。