サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグE組(1日、日本-スペイン、ドーハ)7大会連続7度目の出場となる国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、同7位のスペインとハリファ国際競技場で対戦し、2ー1で勝ち、E組1位で決勝トーナメント進出を決めた。試合後、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(65)が取材に応じた。
「勝つにはこれしかなかった」
前半を0ー1で折り返し、後半の序盤に2点を入れて逆転。ドイツ戦と同じようなパターンに大興奮の様子だった。
ドイツに勝ち、コスタリカに敗れ、スペインに勝った。「まるでジェットコーススターみたいだね」と笑顔。岸田文雄首相(65)から連絡をもらったことも明かした。
「私と森保監督に電話をいただきました。『日本国民も喜んでいます。次もがんばってほしい』と言われました」。田嶋会長自身は初めてのことだったというが、森保監督は広島つながりで旧知の間柄だという。
「次はベスト8に挑戦するということ。クロアチアになりますが、新しい景色を見たいと思います」
前を向き、5日後の決戦を見据えた。
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