後半、ゴールを決め、歓喜の日本・田中碧=ハリファ国際競技場(撮影・蔵賢斗) サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグE組(1日、日本2-1スペイン、ドーハ)7大会連続7度目の出場となる国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、同7位のスペインとハリファ国際競技場で対戦。前半に1点を先制されたが、後半3分に堂安律(フライブルク)、後半6分に田中碧(デュッセルドルフ)がゴールを決め、一気に逆転した。そのまま2-1で勝利し、勝ち点を6に伸ばしてE組1位での通過を決めた。2位はスペインでドイツ、コスタリカは敗退した。勝ち越し弾を決めた田中碧の一問一答は以下の通り。
--今の気持ちは
「前回(のコスタリカ戦に)負けて、ドイツに勝ってから、ちょっと(決勝トーナメントに)いけないんじゃないかという雰囲気が漂っていたんですけど、ただ、自分たちは自分たちを信じていました。今日のスタジアムもうそう、日本は朝4時ですけど日本でたくさんの方を応援してくれたので、そのおかげでしっかり勝って、決められてよかったなと思います」
--前半は苦しい試合。後半はどんなつもりで臨んだのか
「ある程度ドイツとの試合をイメージしながら、前半は0で進めるというのが理想でしたけど、1失点してしまったのは。しょうがないのかなと思いつつも、ただ後半に入って(堂安)律のシュートから始まって、逆転できたのはちゃんと力があったからできたのかなと思います」
--勝ち越しゴールはよくあそこに飛び込みましたね
「自分は自分を信じてましたし、ずっと前からワールドカップで点取るというのを自分の中でイメージしていたので、それを実行できて良かったなと思います」
--ドイツとスペインに勝っての決勝トーナメント進出。手ごたえは
「今日の試合の試合もそうですし、本当に誰が出ても本当に素晴らしい選手がたくさんいるので、全員で勝ち取った決勝トーナメントなので。ただ、まだ何も成し遂げてないですし、ここから次の試合が新たな歴史の始まりだと思うので、そこに向かって、しっかり準備したいと思います」
--次はクロアチアです
「ここからはどのチームも強い相手だと思います。まずは自分たちにフォーカスして。自分たちがやれることを準備して。きょうは少し喜びたいですけど、切り替えてしっかり準備したいです」
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