スペインに逆転勝ちで決勝トーナメント進出を決め、笑顔を見せる森保監督=ドーハ(共同) サッカー・ワールドカップ(W杯)第12日(1日・ドーハほか)1次リーグ最終戦が行われ、E組で日本はスペインを2―1と逆転で破り、勝ち点6の同組首位で16強入りした。日本の森保監督は報道陣の拍手で記者会見場に迎えられ、達成感あふれる表情で語った。一問一答は以下の通り。(共同)
―試合の感想を。
「前半に1失点した後も我慢強く戦ったことで、後半いい形で攻撃に移ることができた。勝利をお届けできてうれしい」
―ドーハの悲劇は頭をよぎったか。
「最後の1分くらいにドーハの記憶は出てきた。ちょうどその時に選手が前向きにボールを奪いにいっていて、時代は変わったと、選手たちが新しい時代のプレーをしてくれていると思った」
―アジアが誇りに思っていると思う。
「アジアにとっても、ドイツ、スペインという世界最高峰の国に勝てたことは大きな自信につながる。まだ学ばなければいけないことはあるが、アジア、日本のサッカーは世界に勝てると、自信を持って喜びを分かち合いたい」
―ハーフタイムで選手にかけた言葉は何か。
「プラン通りに、よく我慢したと伝えた。後半は失点しないように、奪ってから攻撃にいくことを続けながら、ゴールにつなげようと伝えた」
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