ミズノブランドアンバサダーズミーティングでバットを手にするヤクルト・村上宗隆=大阪市住之江区のミズノ大阪本社(撮影・水島啓輔) 「ミズノブランドアンバサダーミーティング」が2日、3年ぶりに大阪市のミズノ大阪本社に隣接する「MIZUNO ENGINE(ミズノエンジン)」で行われ、各球団のブランドアンバサダーたちが参加した。
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)はバットクラフトマンの名和民夫氏(55)とバットを持ちながら話し合うなど来季に向けて愛用する用具の確認や要望を行った。ミーティング後に感想を聞かれた際には「自分の意見を言えたり、要望に応えてくださるので、すごくいい時間が過ごせました。ブラボーです」とサッカー日本代表DF長友佑都(36)がワールドカップ(W杯)カタール大会の初戦、ドイツ戦に勝利した後に絶叫し、スペイン戦後も口にした「ブラボー」を照れくさそうに口にした。
今季は日本選手最多のシーズン56本塁打を放ち、令和初で史上最年少の三冠王を達成。5月頃から愛用するミズノ社製のバットの先端をくり抜き、グリップエンドをなだらかな形状に変更するなど挑戦を恐れない姿勢で偉業を達成した。
来季に向け「ある程度変わらないんですけど、ベースは変わらず、ちょっとしたところを、こうしてほしい、ああしてほしいという風に言いました。(バットの)形状は変えずに重さだったり、バランスだったり、というところを」と説明。ベースにあるのは「三冠王バット」。再び歴史的な活躍をすべく、どん欲に自身の理想を追い求める。
この記事をシェアする