サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグE組(1日、日本2-1スペイン、ドーハ)7大会連続7度目の出場となる国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、同7位のスペインとハリファ国際競技場で対戦。2ー1で勝ち、勝ち点を6に伸ばして自力の1位で決勝トーナメント進出を決めた。日本が決勝トーナメントに進むのは前回の2018年ロシアW杯に続いて2大会連続で、4度目となった。2位はスペインで、ドイツ、コスタリカは敗退した。
日本は23日に行われた初戦のドイツ戦を2-1で勝ち、27日のコスタリカに0-1で敗れたため、勝ち点3、得失点差0でE組2位につけていた。2010年南アフリカ大会で優勝経験のあるスペインはここまで1勝1分けで勝ち点4、得失点差+7で同組1位だった。
日本は勝てば自力で決勝トーナメントに進出、負ければ敗退が決まる一戦で見事勝利をつかんだ。前半に先制を許しては0-1で折り返したが、後半に攻撃的な選手を次々と投入。すると後半3分に途中投入の堂安がゴール右、ペナルティーエリアの外から左足を振りぬいて同点弾。さらに後半6分、ゴール左で三笘がラインを割りそうなボールをギリギリで触ってクロスを上げると、ゴール前にいた田中がそのまま押し込み2-1と逆転した。
◆日本の1次リーグ結果
11月23日 ドイツ戦 2-1
11月27日 コスタリカ戦 0-1
12月1日 スペイン戦 2-1
◆日本の過去のW杯出場成績
1998年フランス大会 1次リーグ敗退
2002年日韓大会 16強
2006年ドイツ大会 1次リーグ敗退
2010年南アフリカ大会 16強
2014年ブラジル大会 1次リーグ敗退
2018年ロシア大会 16強
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