期間限定のアディダスメディアセンター。奥にハリファ国際競技場 29日に元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏の取材で「アディダスメディアセンター」を訪れた。日本がドイツ戦を戦い、スペイン戦も行われるハリファ国際競技場を望めるラグジュアリーさを意識した施設。W杯に出場している各国のアディダス担当者が集まって運営しており、申請すれば取材や中継などに利用できるそうだ。
日本がいる1次リーグE組は、ドイツ、スペインと日本の3カ国がユニホームなどをアディダスと契約している。日本人でこの施設の担当者である榎本甲さんは「こんな組分けになるなんてと、各国の担当者がそろって話していました」と笑った。
結果は初戦で日本がドイツに勝利。榎本さんは意気揚々とオフィスに戻ったそうだが、何を隠そうアディダスはドイツの会社。「『私たちのおかげで働けるんだよね?』というドイツ人スタッフからの視線を感じて…しゅんとしました」。こんなところで会社員の悲哀を感じるとは…。第3戦もアディダス対決。日本の勝利で、今度こそ胸を張って喜んでほしい。(直)
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