サッカー・日本代表公式練習(30日、カタール・ドーハ)12月1日(日本時間同2日)の1次リーグ最終戦・スペイン戦に向けて冒頭15分のみ公開で公式練習を行った。アジア最終予選では自身の得点で日本をW杯に導いたMF三笘薫(25)=ブライトン=が今度は、1次リーグ突破を決めるゴールを決める。
その足で日本の未来を切り拓く。MF三笘は少し蒸し暑さの残ったなかで行われた公式練習のボール回しでは軽快な動きを見せた。運命の一戦へ準備は万全だ。
「ここで勝てないと上に行けない。素晴らしい相手の真剣勝負ができるのは楽しみつつ、ここで勝つことで日本のサッカーもレベルが上がる」
初戦、第2戦ともに途中出場。〝切り札〟としての起用で、確実にチャンスを演出してきた。「駆け引きしながら、周りとの連係もしながら、コスタリカ戦のような形で何回か仕掛けられれば」。スペインの守備網を味方との連係で崩すイメージはできている。
W杯アジア最終予選では何度も日本を救ってきた。3月のオーストラリア戦で日本を7大会連続の大舞台に導く2得点を決めたのも三笘だった。「もう負けてしまうと終わる。自分ができることっていうのは他の選手にはできないことだと思いますし、オーストラリア戦のようにプレーしたい」。今度は日本を決勝トーナメントに導くゴールを決めてみせる。
この記事をシェアする