柿澤は三笘と久保をキーマンに挙げ、優勝候補スペイン相手に森保ジャパンの勝利を確信した!?
ギャラリーページで見るサッカー通の俳優、柿澤勇人(35)が、2日午前4時からのサッカーW杯カタール大会1次リーグ最終戦で強豪スペインと対戦する日本代表にエールを送った。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源実朝役で話題の演技派は、先発待望論が高まるMF三笘薫(25)の起用や3バックの布陣を提言。1-0の完封勝利での決勝トーナメント進出を願った。(取材構成・渡邉尚伸)
「鎌倉殿の13人」で3代将軍・実朝を繊細に演じた柿澤。日本がコスタリカに0-1で惜敗した27日の放送回にて、おいの公暁に討たれる悲劇的な最期で涙を誘った。天下分け目の大合戦に挑む森保ジャパンの〝生還〟を信じ、「柿澤殿の11人」でスペイン撃破だ!
3、4歳からサッカーで推薦入学した名門・都立駒場高3年まで競技経験があり、先月28日にゲスト出演したクロアチア-カナダのNHK中継番組では〝名解説〟を披露。サンケイスポーツの取材にスペイン戦のスタメンを予想して、勝利を期待した。
日本は2-1で大金星を挙げた強豪ドイツとの初戦、コスタリカとの第2戦は4バックでスタート。柿澤は「勝って自力で決勝トーナメントに進むために攻めの姿勢を」とDF吉田麻也(34)、板倉滉(25)、冨安健洋(24)の3バックを提案した。
過去2戦は途中出場ながら、得意のドリブル突破で存在感を示したMF三笘を「試合のリズムを変えたプレーを最初から見たい」と左ウイングで起用。得点力のあるMF鎌田大地(26)は、けがの影響が心配されるMF遠藤航(29)とボランチを組ませた。
ともにスペインのクラブで活躍するMF柴崎岳(30)はトップ下、MF久保建英(21)はFW前田大然(25)とのツートップ気味でシャドーに配置。攻撃的布陣を推した。
GKは「チームの雰囲気をガラッと変えるため」に初先発のシュミット・ダニエル(30)を抜てき。自身は高校サッカー部時代に右サイドを主戦場とした快足ドリブラーで、「伊東純也選手も前に仕掛けていくタイプ。すごく応援したくなる」と背中を押した。
優勝候補のスペインについては「チーム最年少で18歳のMFガビ選手が脅威。サッカーファンとしては、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみだけど、日本人としては封じ込めてほしい」とキッパリ。最終スコアは「この大一番で何かしてくれるはず」と、久保のゴールによる1-0の完封勝利を予想した。
E組の日本が決勝トーナメントに進めば、1回戦でF組のクロアチア、モロッコ、ベルギーのいずれかと対戦。「まずは先のことを考えずに、最初から全ての力をぶつけてほしい。スペインに勝てたらベスト8もいける」と柿澤殿はサムライイレブンに勝利を託す。
■柿澤勇人(かきざわ・はやと) 1987(昭和62)年10月12日生まれ、35歳。神奈川県出身。2007年、劇団四季の養成所に入所して「ジーザス・クライスト=スーパースター」でデビュー。09年、同劇団を退団。11年からホリプロに所属。主演ミュージカル「東京ラブストーリー」が今月18日まで東京建物Brillia HALLで上演中。趣味・特技はサッカー、ピアノ、英語(日常会話)、温泉巡り。175センチ。
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