スペイン代表でCB起用、ロドリが日本代表を警戒「集団としてベストチームの一つ」 スペイン代表MFロドリが、日本代表では勝利を目指していくと強調した。スペイン『アス』が伝えている。
カタール・ワールドカップ(W杯)で優勝候補として圧倒的な質の高さを見せているスペイン。初戦ではコスタリカ代表に7-0で大勝し、第2節ではドイツ代表と1-1で引き分けたもののグループEの首位に立っている。
支配的なスタイルで高いパフォーマンスを発揮するチームの中、ロドリは本職の中盤ではなくセンターバックとして出場。当人はルイス・エンリケ監督からの要求について「常にボールを持ってプレーしたいと思っている姿を見せたいようだ」と明かしている。
また、スペインは最終節で日本と対戦するが、『アス』によれば既に勝利したつもりになったと考えている人々も国内にいるという。そのことについて問われたロドリは、油断できる相手ではないと強調した。
「日本戦はとてもハードな試合になる。おそらく個人のクオリティはそれほど高くないだろうが、彼らは集団としてはベストチームの一つだ。とても激しく、僕らと同じくすべてを懸けている。だから僕らは開始から自分たちのやり方で勝ちにいくつもりだ。皮算用することはないよ」
さらに、日本にはドイツ戦で決勝点を沈めた浅野拓磨など、スピードのある選手が前線にいる。ロドリはセンターバックとして警戒心を示した。
「異なるチームと対戦する時、アプローチ方法を変化させなければならない。彼らにはダイナミックな選手が多く、少し荒々しいところもあるかもしれないね。僕らはボックス内でしっかりとポジションを取り、蹴り込まれるボールからチームを守る必要があるだろう。彼らにビッグネームはいないかもしれないが、全体として非常によく機能しているんだ」
個ではなく集団としての日本を高く評価するロドリ。しかし、W杯全体について「ビッグチームでも問題を抱えることがあるとわかる」と述べつつも、「その点、スペインは違うと正直思う。他のチームにはないものがあると思うんだ」と自信を示している。(Goal.com)
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