契約更改を終え、笑顔で取材に応じる阪神・坂本誠志郎(代表撮影) 阪神・坂本誠志郎捕手(29)は29日、600万円増の年俸2800万円で更改。来年1月に松山市で行うヤクルト・中村悠平捕手(32)らとの合同自主トレに向けて意気込んだ。(金額は推定)
「日本シリーズを経験した人にしかわからないものがあると思う。色々なことを聞いたり盗んだりしたい」
自ら本人に頼み込んで参加が決まった〝中村塾〟には、今年日本一に輝いたオリックスから日本ハムにFA移籍した伏見やロッテ・松川ら球界期待の捕手たちが集う。今季、キャリアハイの60試合に出場した坂本は「全部レベルアップしたい」と意欲的だ。
今年は主将を務めたが、岡田監督はキャプテン制度の廃止を示唆している。それでも全員で目指すところはただ一つだ。「最後、アレしたらいいんじゃないですかね」と坂本。正捕手の座をつかみ、チーム一丸でアレを狙う。(織原祥平)
この記事をシェアする