巨人・高梨雄平投手(30)が30日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3200万円増の年俸1億1000万円でサインした(金額は推定)。
今季は59試合に登板し、2勝0敗、25ホールド、防御率2・14を記録。「自分の中では、キャリアハイと言っていいくらいの投球だった」と笑顔を見せた。
プロ6年目での大台到達。プロ野球選手にとって勲章の一つともいえる1億円プレーヤーの仲間入りを果たしたが、理論派左腕は「年俸が上がれば上がるほど、自分のやっている仕事に関しての対価が上がる。けがしたときのクビになる恐怖が近づいて来る感じはする。身が引き締まるじゃないですけど、どんどん自分がコスパの悪い選手になっていくのは恐怖ですね」と本音を吐露した。
増額分の使い道については「両親に足元からジャケットまでおしゃれな衣装とか、旅行とかをプレゼントしてあげたい」と話した。
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